令和5年度の活動状況について
令和5年度の活動状況ををご報告します。
有恒会の会員数は2024年3月31日現在、53,655名になっています(前年52,932名)。
活動概要は次のとおりです。
1.一般社団法人化
長らく任意団体として活動してきましたが、昨年8月に社団法人化を致しました。事業、財産、債権は全て一般社団法人有恒会が継承し活動を継続しています。
2.各地での活動
2023年5月に新型コロナが5類に移行して以降、各地の支部で活動が活発になり、総会、懇親会、その他各種のイベントが再開されています。各支部の総会等には大学からも学長を始めとして関係の皆様に参加いただきました。令和5年度は21の支部で総会が開催されました。また、海外の支部とはリモートでブロック会議を行い情報交換を行いました。
3.支部代表者会議の開催
2024年3月9日(土)、支部の代表者(27支部、1ブロック)が杉本キャンパス学術情報総合センターに参集、大学と校友会からも出席を得て、本部・支部の関係、支部の現況報告、支部の要望など、活発な情報と意見の交換を行ないました。その後、野のはなハウスにて懇親会を開催、大いに親睦を深めることになりました。
4.会員相互の親睦と現役学生向けのイベント
「会員相互の親睦」と「現役学生との交流」を目的に毎年イベントを開催しています。
この他、学部を越えて活動を続けているWPC女性部会を応援しています。2023年6月17日に定期総会と「河内ワイナリー見学会」を開催、10月28日にも2回目の交流会が開催され、それぞれ30名近い参加がありました。
また、2023年9月13日(水)陵友会支部主催により、理学部の三田村教授を招いて「大阪平野地下に広がる地層をさぐる」をテーマに講演会を懇親会が開催されました。参加者30名。
5.広報活動
広報(Webメディア)関係
会報誌「有恒」の発行とWebメディアを通じた広報の二本立てで活動を展開することしました。
会報誌は従来通り年2回の発行とし、同窓生、現役学生のとってより興味深いコンテンツを目指します。
ホームページを新年度から一新し、SNSなどのメディアを通じた広報活動を強化します。同窓生目線だけでなく、学生目線も意識した内容にしています。会員の多くのアクセスを期待しています。
令和6年度の活動方針について
大阪公立大学が発足して早や3年目を迎え、市大、府大生は4年生を残すだけになりました。本部や各キャンパスでの新たな施設の建設も着々と進み、グローバルな「知の拠点」としての飛躍を前にして期待が高まるばかりです。
有恒会は令和4年度に府大経済系の陵友会と統合し、昨年度は一般社団法人化を果たしました。社団法人として社会的信用や透明性を高め、より強靭な組織作りに努めることで、大阪公立大学の文系を纏める唯一の同窓会として、大学・学生への支援、同窓生への情報発信、懇親の場の提供や新大学のプランド力アップに注力していきたいと考えています。
昨年5月に新型コロナの5類移行により、2年半に亘ったコロナ禍から日常が一定程度戻り、同窓会活動もコロナ以前のレベルに戻りつつあります。その間、諸物価の高騰やコロナ禍の反動もあり、同窓会の運営経費が上昇するとともに、従来からの会員の減少と言う問題が顕在化しつつあります。
今年度は10年先、20年先の有恒会の姿を見据えて、諸課題の解決により具体的に取り組みたいと考えております。
有恒会は「恒心」を忘れることなく、歴史と伝統を「継承」し、「飛躍」の精神で本年度の活動に邁進します。 以下、本年度の取り組みについての基本方針を記します。
1.同窓生への支援
- 学部同窓会の立場で同窓会活動の原点である懇親の場の提供や各会の発展・拡充への支援を行ないます。
- 同窓会報誌「有恒」を発行し、ホームページと合わせて、同窓生にとってより有益で分かりやすい情報を発信し、同窓生相互の親睦と情報交換の場を提供します。
- 有恒会を構成する各会への支援・協力を継続します。
2.組織運営の強化
- 一般社団法人化をきっかけに、将来に向けて運営の安定化を図ります。
- 広報活動を活発に行うことにより知名度とブランド向上に努めます。
- 財政基盤の安定を目的に会員制度について検討します。
3.大学・学生への支援
- 大学の方針とべクトルを合わせ、大学との連携と大学への貢献に努めます。
- 現役学生には就職支援やOBOGとの交流会を開催する等、有益な機会の提供を行います。
以上