第569回有恒会大阪北支部例会報告
2024.07.02
2024年5月28日、第569回有恒会大阪北支部例会が、大阪駅前第2ビルの文化交流センターで開催された。今回は、中央総合法律事務所会長である中務嗣治郎弁護士(法院1962年修了)に「弁護士人生60年を振り返って」と題してご講演をいただいた。
多岐にわたるお話の中で、特に、弁護士としての生き方の理念として、①信義誠実の原則、②クライアント・利害関係人からの信頼の原則、③弁護士としてのスキル向上と人間としての魅力向上、④チャンスの最大限利用とチャンス招来への努力、⑤礼節と人としての交わりの深化、を挙げられ、出席者28名が大変興味深く拝聴しました。
また、所属弁護士70名余を擁する法律事務所としての経営戦略を熱く語られ、出席されていた中央総合法律事務所所属の市大卒業の若手弁護士数名に「これからの事務所の発展は君達が担っていくのだ」という叱咤激励もされました。
米寿を迎えられ、弁護士業務の第一線からは退かれたということでしたが、これまでお元気でご活躍されてこられた「健康長寿の秘訣」もお話しされ、1時間半の講演があっという間に終了しました。
講演会終了後は、出席者の内の有志22名で、中務弁護士を囲んだ昼食懇談会に移り、昔話にも花が咲き、次回を期して閉会となりました。
文責:大阪北支部副支部長 亀井信吾(1977年商学部卒)
前の記事へ | 一覧に戻る | 次の記事へ |